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11月22日(金)に2年生グローバルコースはカナダへのおよそ2週間の修学旅行を終え、無事帰国しました。今回は中間レポート後の様子をお伝えします。
18日の午前は比較文化の続きで翌日に訪れるトロントを中心に学び、カナダ経済の中心である点から始まり、日本との収入・税金の違いまで扱った内容でした。午後はさよならパーティーの予定が向こうの学校の先生からの熱心なお願いにより交流する時間に変更となりました。授業後に1人ずつ修了書が渡されました。ピーターボローでの授業はレベルが高く、課外活動に文化交流、プレゼンテーションでの発表と盛りだくさんで充実した研修となりました。
19日はホストファミリーと別れ、トロントに向かいました。出発の際には別れを惜しんで涙する姿も見られました。深く充実した日々を過ごした証でしょう。トロントではまず日系カナダ人の歴史・展示を見学したのちに日系カナダ人2世の90歳の女性から第2次世界大戦から現在までの話とカナダ在住で映画関係で働く女性の話をうかがい、座談会をしてもらえました。戦争の話では強制収用や差別などの話題が特に印象深いものでした。
次に中世の建築様式を残すカサ・ロマと市庁舎を見学したのち、トロント大学の学生ガイドツアーに参加しました。大学の案内に加えて、留学の経緯や勉強のことなど丁寧に教えてもらえたので生徒たちの学習意欲が高まったようでした。最後はクリスマスマーケットを見て回りました。
20日はナイアガラの滝とその周辺を訪れました。ナイアガラの滝は地上からとクルーズ船からの見学をしました。クルーズ船では気温―5℃で滝の水しぶきがかかる程近くで見学しました。昼食をはさみ、オンタリオ湖畔の昔ながらの街並みが残る街を散策しトロントに戻りました。
全体を通して、充実した研修となりました。また生徒たちは以前にも増して自分の夢への情熱を燃やし、学習に前向きになったことと思います。